令和元年第3回土岐市議会定例会が6月27日に開かれ、重要案件が審議された。
この会議では、一般会計補正予算や介護保険特別会計補正予算など14件の議案が一括して議題となった。議長の山田正和氏は、出席議員が18名であると報告した。
文教厚生委員会を代表して、委員長の水石玲子氏は、補正予算についての質疑応答を行った。執行部からは、成人式や中学校卒業時に贈呈する記念品について美濃焼が採用される予定であることが説明された。デザインに関しては美濃焼PR委員会によるサンプル提供が見込まれている。
また、風疹予防接種の実施対象者についての質問もあり、執行部からは2800名程度が見込まれていると答弁された。これらの情報に基づき、議第38号と議第39号は原案どおり全会一致で可決された。
続いて、総務産業建水委員会の各務和彦氏が報告を行った。ここでも全体的にスムーズな進行が見込まれ、9件の条例改正が全て可決された。中には、税条例の一部改正があり、新たに単身児童扶養者を非課税措置の対象として追加する旨の説明が行われた。これにより最大で34名が該当する見込みであるという。
さらに、駅前広場整備に関連する工事契約も話題に上がり、請負契約の落札率が97.6%であるとの報告も行われた。議長が質疑がないことを確認し、採決へと進んだ。全ての議案が賛成全員で可決される結果となった。市長の加藤淳司氏は、全議案の原案可決に感謝の意を表し、協働の姿勢を重視していくと述べた。定例会は全ての議案を終了し、円滑に閉会した。