令和6年2月2日に多治見市役所で開催された広報広聴研究会では、
市民と議会との対話集会に関する重要事項が審議された。
会議ではまず、市民と議会との対話集会報告書の概要版について
議論が行われ、いくつかの修正提案が出された。例えば、
報告書表紙の文言や開催時間の削除、文字サイズの変更が提案され、
事務局案通り進めることが確認され、最終的な決定は正副会長に一任されることとなった。
次に、令和6年度の市民と議会との対話集会について議論が展開された。
井上会員は、市民と議会の対話集会について「固定的なやり方を
当てはめるのではなく、柔軟に対応すべき」と指摘した。
林会員は「市民の多様な意見を的確に把握し、市政に
反映させるための検証が行われていない」とし、
議員間討議による議論の重要性を強調した。
また、寺島会員は各地域での意見収集の必要性を
訴え、年ごとの開催方法の決定が求められるという意見が出た。
議長は「広報広聴研究会がテーマを決めるのか、
常任委員会がテーマを持つのかを明確にしないと協議が進まない」と述べ、
協議の方向性を明確にする重要性を指摘した。
議論の中には、新年度予算全体からテーマを抽出するや、
次回開催日についての確認も含まれ、
最終的に次回は4月4日(木)に開催することが決まった。
このように、会議では市民と議会との対話集会の運営方法に関する
多様な意見が交わされ、次回の開催に向けての準備が進められた。
市民との対話集会の重要性を改めて認識し、
より良い市政運営に向けた議論の推進が期待される。