令和2年9月29日、多治見市役所で全員協議会が開かれた。
議題は「美濃焼GO」事業の延長についてで、重要な話し合いが行われた。副市長の佐藤喜好氏がこの事業の状況を説明した。
林美行議員は、議決前の予算流用を提起し、報道が先行していることについて問題提起した。林議員は「議決前に新聞報道が出るのは常識外」と述べ、注意を促した。
続いて、美濃焼の今後についてWEBに重点を置くべきとの意見が出され、令和3年1月から始まるWEB版陶器市事業に関して予算の執行を提案した。経済部長の長江信行氏は、業界との協議を経た当初予算の見直しと延長対象の説明を行った。
彼は「当初の予算分の執行についての不安があったが、名古屋からの客が多いため好評だった」とし、皆の期待に応えて延長したいと述べた。続けて、林議員は地場産業への支援がどのように財源として使われるかについて分析を求めた。
また、奥村孝宏議員は市民への広報のタイミングについて質問した。産業観光課長の長谷川昭治氏は、補正予算の議決後に周知を始める予定であると回答した。議長の嶋内九一氏は、他に確認したい事項がないかを確認し、全員協議会を閉会した。