令和3年5月13日に開催された広報広聴研究会では、重要な議題がいくつか扱われた。会長及び副会長の互選が行われ、山田徹会員が会長に選出され、渡部昇会員が副会長に選出される結果となった。
議会だよりの6月1日号に関しては、表紙の「ごあいさつ」に記載された食育センター建設事業について、まだ「仮称」が必要かどうかが論点となった。仙石三喜男会員が「まだ、(仮称)が必要なのか」と発言し、事務局長の柚木崎宏氏は、担当課に確認する考えを示した。さらに、表紙タイトルロゴの説明書きを加えることについても提案があり、今後の課題として取り上げられた。
また、議会だよりの内容について誤りが指摘された。議長が「人口10万人当たりの自殺死亡率は15.8」との文に単位が欠けていると述べると、事務局長は「単位を示すべき」との声に応えつつ、その数値が全国では単位なく表記されることを説明した。
令和3年度の広報広聴研究会の活動については、コロナ禍の影響を考慮し、市民と議会の対話集会の開催が難しいとの意見が出た。林美行会員は「新しいツールでの開催方法を検討が必要」とし、会長の山田氏も関係者との相談を進める意向を示した。市民との対話の在り方を模索する姿勢が伺え、今後の具体的な日程については決まり次第連絡することが通告された。