令和3年10月20日、多治見市役所にて広報広聴研究会が開催された。
会議では、市民と議会との対話集会に関する様々な議題が取り上げられた。特に、ポスターやチラシのデザインに関する意見交換が活発に行われた。
最初の議題は「市民と議会との対話集会ポスターについて」である。虎澤広紀書記は、国際陶磁器フェスティバルの写真を使用する案を報告した。彼は、ポスターは市役所の屋上から撮影した多治見市内の景色にする提案もしていた。また、ポスターのデザインは正副会長に一任すると結論づけた。
若林正人会員は、「やくも」というテーマが市民にどれほど理解されているか不安を表明した。虎澤書記は、ポスターやチラシに「やくも」の説明を加えたと伝えた。井上あけみ会員は、新しい多治見市の写真がテーマに合わないと感じ、国際陶磁器フェスティバルの作品写真を使用することを提案した。
次に、議題2の「市民と議会との対話集会チラシについて」では、寺島芳枝会員が「お子さま連れも大歓迎」との言葉が適切かどうかを疑問視した。彼女は、保育の場が設けられないため、この文言は削除すべきだとの意見を述べた。会長である山田徹氏も保育場の設置が難しいとの見解から、文言を削除することに同意した。
また、いわゆるコロナウイルス感染予防策として、チラシにマスク着用のお願いを加えることも決定した。林美行会員は、チラシの注意書きに新型コロナウイルス対策を記載することを提案した。
最後の議題は「その他」である。井上会員が当日の資料について尋ねると、林会員が経済建設常任委員会が主導する対話集会の資料は、委員長が作成すると回答した。参加者たちは会議を通じて意見を出し合い、協力して地域の課題に取り組む姿勢を見せた。