令和3年12月15日、多治見市議会の定例会が開催された。重要な議題として、一般会計補正予算(第8号)が取り上げられ、採決が行われた。
初めに、議長の石田浩司氏が会議を開会。議事日程に従い、議第106号に関する審査報告が行われた。総務常任委員長の城處裕二氏は、「補正予算の審査は全員一致で可決」と発表。子育て世帯への給付金について、先行した5万円の現金給付に関する質疑が多く寄せられた。具体的には、残りの給付金の形式について国の動向を待つ必要があることが説明された。
次に、厚生環境教育常任委員長の片山竜美氏も同様に審査報告を行い、子育て世帯への給付条件が詳しく述べられた。この給付は、児童手当を基にしたものであり、対象者や支給スケジュールについての質問も含まれた。給付政策の透明性について、複数の議員から意見があったことが強調された。
議論の後、一般会計補正予算は原案通り可決され、負担が国庫補助金によって賄われることが確認された。その後、議会は休会期間の決定に移り、12月19日までの休会が承認された。これにより、議会は次回の開催を求められることとなる。
最後に、議長は「全ての日程が終了した」と宣言し、散会した。出席議員らの連携と意見の交換がなされた本会議は、将来的な市の経済政策に重要な影響を与える内容であったと言えよう。