多治見市で開催された全員協議会では、合葬式墓地整備に関する重要な議論が行われた。
令和2年5月7日、議長の嶋内九一氏が会議を開会し、各議題が提起された。最初に、合葬式墓地の整備に関する説明が行われ、環境文化部長の若尾浩好氏と環境課長の加藤義人氏が詳細を報告した。
参加した議員からは、合葬式墓地の募集開始について具体的な発表が求められた。渡部昇議員は、募集案内の方法を質問し、加藤課長が広報やホームページを活用する考えを示した。この案について、令和3年1月から開始する予定であることが確認された。
また、片山竜美議員からは個別納骨の容量に関する懸念が示されたが、加藤課長は年間の納骨数を基に、20年以内に満杯になることはないと説明した。しかし、容量に関しては引き続き検討する姿勢を示した。
デザインに関する質疑も多く、吉田企貴議員は、タイルの利用について意見を述べた。陶磁器意匠研究所の石塚晋一氏は、将来のメンテナンスを考慮し、石材での建設を決定した理由を語った。景観への配慮が求められる中、議員からはさらなる見直しの提案がなされた。
議題3の「その他」に関しては、事務局からの説明が行われた。その後、質問は出されず、会議は一括して終了となった。今回の全員協議会は、重要な議題が取り扱われたものであり、その結果については今後の市政に大きな影響を与えると考えられる。