令和3年4月6日、多治見市役所で広報広聴研究会が開かれた。
本会議では議会だより202号の内容が主な議題となった。この議題において、表紙の案について複数の意見が交わされた。宮地久子書記は、3つの表紙案を準備していることを述べ、今日中に決定する必要があると強調した。
三輪寿子会員は、「案の2が見やすい」との意見を示し、支持を受けた。会長の佐藤信行氏は、案の2を基にした内容設定について見解を求め、全会員が賛成する意向を示した。主に市内医療機関での接種予約に関する情報を表紙に記載することが決まり、情報提供の充実を図る。
次に、交通安全施設整備費に関する説明文の修正案が提起された。玉置真一書記は、「LED化」という言葉が分けて記載されている現状に問題を指摘し、説明文の編集を提案した。宮地書記は同じ行に収める形での修正を約束した。
さらに、一般廃棄物処理施設等整備基金の項目について会長は、他の内容文と統一を図るべきとの見解を述べた。佐藤会長は、見やすさを優先し、2段目の位置を3段目に変更するよう提案し、事務局もこれに従う姿勢を見せた。
また、令和2年9月の定例会で可決された附帯決議案の部分は、視認性向上を目的に網かけを施すことが決定。さらに、新生児特別定額給付金事業に関連した注釈表示の要不要についても議論され、議会の要望が新年度予算に盛り込まれた経緯を説明することが重要であるとの意見が多く出た。
最後に、今後の議会だよりにどのように議会の役割について記載するかに関しても意見が交わされた。執行部が進める事業をチェックすることは重要であり、そのプロセスを市民に理解してもらうためにどう表現するかが今後の課題となった。議長の嶋内九一氏は、事務局の最終案を採用することを確認し、会議を締めた。