令和3年5月6日、多治見市役所にて全員協議会が開かれた。
会議では、5月の臨時会提出予定議案や、旧勤労青少年ホームに関する訴えの提起、新型コロナウイルスワクチン接種状況について議論された。
まず、議題1の「5月臨時会提出予定議案」について、総務部長・富田明憲氏が説明したが、特に質問は寄せられなかった。
続いて、経済部長・長江信行氏による「旧勤労青少年ホーム」についての説明が行われた。
林美行議員は、耐震調査に関する問題点を指摘し、利用者団体との話し合いの不十分さを問題視した。
長江氏は、耐震調査が過去に行われたことを強調しつつも、現在の利用者団体が協議に応じない状況を説明した。議論が平行線を辿る中、林議員は再度話し合いの重要性を訴えたが、長江氏は繰り返し協議が行われていると主張した。
次に、「新型コロナウイルスワクチン接種状況について」は企画部長・仙石浩之氏が報告。
ゴールデンウィーク中、岐阜県全体で感染者が増加している実情を挙げ、次行く中の取り組みを説明した。
特に、65歳以上の高齢者へのワクチン接種について、約35,000人に必要な6万回分のワクチンを6月末までに配給予定であると述べた。
また、接種方法についても議論が行われ、特に個別接種の重要性と集団接種についての混乱を避けるための工夫が強調された。若尾敏之議員は、予約しづらい状況が報じられていることへの対策を求めたが、企画防災課長・伊藤徳朗氏は、医療機関42ヵ所での個別接種を進めていると答弁した。
最後に、その他の事項として、事務局からの説明が行われ、会議は午後2時16分に閉会した。