令和元年8月21日、全員協議会が多治見市役所で開催された。
会議では、5つの議題が議論され、特に笠原校区公共施設の統合計画に関する意見が集中した。
初めに、第4回(9月)定例会の議案概要が説明され、特に異議は表明されなかった。続いて、新制度「会計年度任用職員制度」についての説明が行われ、参加者からの質問はなかった。
次に、笠原校区の公共施設統合整備計画について、企画部長の鈴木良平氏が説明を行った。複数の議員から計画に対する懸念や改善点が提示された。
林美行議員は、人口規模やホール機能の合理化について質問し、公共施設管理室長の長谷川昭治氏は、ホールの統合が経済的な観点から必要であると述べた。議員はまた、文化振興の観点からアザレアホールの利用促進策が求められると強調した。
この中で、林議員は、児童館機能スペースの新設やエレベーターの設置について、利用者負担の観点から再考を求めた。長谷川氏は、必要な設備が整備されることを約束したものの、利用環境の改善が急務であることを指摘した。
加藤元司議員は、かさはら福祉センターの廃止と統合計画に対し、地域住民との調整が重要であると主張した。鈴木氏は、計画修正の意向を示しつつも、住民の理解を得るための努力を表明した。地域住民へ説明することの重要性が繰り返し強調された。
最後に、広報広聴研究会についての議題では、研究会長の石田浩司氏が市民との対話集会とその準備について説明した。