令和元年6月27日、多治見市役所にて全員協議会が開催された。今回の議題は主に受動喫煙防止条例と市民と議会との対話集会のテーマに関するものであった。
会議は議長の嶋内九一氏の進行のもと、適宜議論が行われた。まず議題1では、市民健康部長の柳生芳憲氏から受動喫煙防止条例に関する説明があった。この条例については、9月定例会に提案される予定で、次回は8月の全員協議会での詳細説明を予定していることが強調された。
次の議題では、令和元年度市民と議会との対話集会のテーマについて、広報広聴研究会長の石田浩司氏が説明を行った。林美行議員は、「市民に納得していただけるテーマになっているため、参加者が多くなることが期待される。しかし、大勢の市民が参加した場合の対応が不十分である」と指摘した。
石田浩司氏はこの意見を受けて、「7月9日の広報広聴研究会で議論し、対応策を考えていく」と述べ、議員からの意見に対し真摯に取り組む姿勢を示した。
また、若林正人議員は、「資料の準備について各常任委員会で行うのか」と質問し、広報広聴研究会長は正副委員長に一任する旨を示した。議長の嶋内九一氏は、広報広聴研究会のみでなく、各常任委員会が中心となるように要請した。
最後に、議題3として「その他」が話し合われたが、特に新たな協議事項は提起されなかった。全体として、受動喫煙防止条例や市民との対話集会に対する積極的な姿勢が見られ、議会としての市民への理解促進に向けた取り組みが期待される内容であった。全員協議会は午後0時7分に終了した。