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多治見市定例会、子育て支援施策の充実を議論

令和6年6月20日の多治見市定例会で、多様な子育て支援施策が議論され、特に子育てDXや通学路の安全確保が強調されました。
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令和6年6月20日に開催された多治見市の定例会では、子どもたちの安全や子育て環境の改善に関する重要な議題が数多く取り上げられた。

最初に、子育てDXについての提案がなされた。議員の獅子野真人氏は電子母子保健ツールの導入状況と、その活用に関する詳細な内容を報告した。電子ツールが導入されることで、母子健康手帳や予防接種の記録がデジタル化され、保護者の負担軽減につながると強調した。特に、マイナポータルとの連携が進む中、保護者への利便性が高まる期待が寄せられている。

続いて、かさはら潮見の森に関する議論が行われた。這根町に位置する自然公園は市民に親しまれているが、利用者の減少が問題視されている。加藤智章氏は、地域活性化のため、もっと観光資源としての活用が必要だと訴えた。健康レクリエーションや地域行事を通じて、住民の利用促進を図る施策が重要とされ、今後のイベントのアイデアとして、子供向けイベントやトレッキングが提案された。

また、仙石三喜男氏は指定管理者制度について、来年度の更新時の検討が必要だと指摘した。過去の管理実績を踏まえ、より効率的な運用が求められると強調した。市民が求めるサービス提供とコスト削減のバランスに対する議論が続き、質の高いサービスを維持するために何を改善すべきか、具体的な政策が必要とされた。

最後に、成田康弘氏は通学路の安全確保に関して質問。過去数年で事故は発生していないものの、通学路の危険場所の認識が不十分であるとの懸念を示した。合同点検を定期的に実施していることで、今後も安全対策と地域住民の協力が求められると述べた。安全な通学路の確保は市民に強く求められている重要な課題とされ、さらなる取組の必要性が改めて認識された。議会での活発な議論を通じて、多治見市の子どもたちが安心して生活できる環境づくりが求められている。

議会開催日
議会名令和6年6月定例会(第3回)
議事録
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