令和4年10月21日に開催された多治見市全員協議会では、重要な議題が数多く取り上げられた。
特に注目を集めたのが、(仮称)児童発達支援センターの統合整備事業の中間報告だ。
福祉部長の加藤泰治氏は、施設利用者向け説明会の結果や意見を反映させるための努力を強調した。その中で、園庭の広さに関する意見が寄せられ、利用者からの要望に応じてより広く整備する方向で進んでいると述べた。
片山竜美議員は、園庭が十分でないとの認識を示し、駐車場エリアの改良案を提案した。
さらに、利用者の安全を考慮した避難経路や、それに伴うフェンスの設置についても議論が交わされた。加藤氏は、災害時の避難経路について現在検討中であることを説明した。要望される安全対策の強化については、引き続き重要な関心が寄せられている。また、駐車場へのキャノピー設置が考慮され、これに対し現場での利用者の安全も考慮しているとのことだ。
次に、電力・ガス・食料品等の価格高騰に関する緊急支援給付金の議題が取り上げられ、企画部長の柚木崎宏氏が進行した。この背景には、最近のインフレが多くの家庭に影響を及ぼしている現状がある。市民への支援策としての具体的な提案内容は、今後の施策として注視される必要がある。
また、新型コロナウイルスワクチン接種に関する話題も重要であった。
新ワクチンへの切り替えについての詳細な説明が行われ、現在の接種券を使用するように市民にアナウンスされるとのことだ。接種に関しては、最新のワクチンが望まれる傾向に対し、迅速に行動することの重要性が強調された。
全ての議題において、議員たちの活発な意見交換があり、安全性の確保や市民への実効的支援が求められた。
引き続き、地域のニーズに応える施策が重要視されており、各担当課の尽力が期待されている。