令和3年11月16日、多治見市役所で全員協議会が開催され、複数の重要な議題が話し合われた。
最初の議題は第5回(12月)定例会提出予定議案についてであった。総務部長の富田明憲氏が議題を説明し、特に懸念点や確認したい事項は出なかった。
次に、新型コロナウイルスワクチンの追加接種についての議論が行われた。企画部長の仙石浩之氏と企画防災課長の伊藤徳朗氏が説明を担当し、医療従事者向けの接種券は11月下旬に発送されることが明らかになった。これに対して、議員の奥村孝宏氏は接種券発送のタイミングについて質問を寄せた。
委員会の視察報告も行われ、経済建設常任委員会の林美行委員長、厚生環境教育常任委員会の片山竜美委員長が報告を行った。この報告に対しても質疑はなく、比較的スムーズに進行した。
最後の議題として、その他として議会運営委員会の決定事項に関する事務局長の報告が行われた。ここでは、意見書提出の件について市井の会からの要望書に基づき、議会の運営に関する意見交換が行われた。議長の石田浩司氏は、議会運営委員会での議論を重視し、運営に関する瑕疵は無かったと強調した。
議会運営委員会のあり方についても様々な意見が出された。林美行議員は、意見書の対応が重要であり、議会運営委員会を調整する場としての役割が問われると述べた。議長は、その後の議論において誤解を避けるため、議会運営についてのルールを明確に整理し進めていく考えを示した。
このように、全員協議会では新型コロナウイルスワクチンの接種に関する具体的なスケジュールや議会運営の重要性に関する活発な議論が展開された。議会運営委員長及び各委員長からの報告は、今後の定例会に向けて重要な基盤となることであろう。