令和元年8月22日に多治見市役所で開催された広報広聴研究会では、重要な議題が複数取り上げられた。
特に市民と議会との対話集会に関する広報についての話し合いが目立った。玉置真一会員は、22区において毎月行われる町内会議でのチラシ配布を例に挙げ、開催日前に再度周知することの重要性を強調した。これに対し、仙石三喜男会員もFM Pipiでの周知を提案し、具体的な情報発信の強化が求められた。
会長の石田浩司氏は、議員が地域の会議で周知を行い、FM Pipiについても確認された場合には対応する考えを示した。さらにポスター及びチラシ作成については特に決定はされなかったが、ポスター掲示に関しては一覧表を作成し、各会員に協力をお願いすることとなった。具体的には、多治見駅でのチラシ配布は行わず、バロー多治見店や他の商業施設で配布を行うことが決定された。
これに関し、各商業施設での配布時間は、午前および午後にそれぞれ1時間行うことになり、特に10月26日のふれあい福祉まつりに合わせて配布を計画することとなった。多治見駅での配布を行わず、商業施設中心のアプローチが支持され、その理由として多くの市民に参加を促すための適切な場と見定められたことが挙げられる。
次に、多治見工業高校からのおとどけセミナーの申し込みについても取り上げられ、会長は昨年度同様1日出席を基本とし、午前に2限、午後に2限の予定であると説明した。
また、その他の議題では対話集会の資料について、次回の研究会で報告されることが決定した。議員のふりがなくについても確認が行われ、次号で訂正を入れない方針が確認された。次回の開催日として、第5回広報広聴研究会は10月10日、第6回は10月21日にそれぞれ開催されることが決まった。
これらの決定を受け、会長からは地域との連携強化への期待が示され、各会員の積極的な参加が求められた。今回の会議は、市民との対話を深化させるための重要なステップとして位置付けられた。