令和2年7月6日に開催された多治見市広報広聴研究会では、議会だよりの内容や今後の活動について話し合われた。
この会議では、議会だよりの8月号の内容について詳細な議論が行われた。特に、7月9日の市民との対話方法について再考することが決まったため、どこまで決めればよいのかが焦点となった。会長の佐藤信行氏は、「本庁舎建設に関する特別委員会での決定事項を表紙に掲載し、詳細を別紙に加えPRする」と述べて重要性を強調した。
議題の一つでは、議会の決議結果を全て各議員の賛否とともに掲載することも決定された。若林正人会員からは、「全会一致であった為、報告が必要な議案を示した方が良い」との提案があり、会議はその方向で進むこととなった。
さらに、報告内容に「新本庁舎建設」を盛り込むことや、デザインの改善提案もなされた。林美行会員が、「ページ見出しに網掛けをして見やすくした方が良いのではないか」と言及したことも注目される。
おとどけセミナーについては、現在の状況を考慮しながら、開催可能であれば3密対策を講じることが望ましいという結論に至った。会長は、何らかの形で市民との交流を継続する姿勢を示している。
令和2年度の活動については、主にFacebookの活用が提案された。虎澤智子書記は、「市民との対話集会の記録を残すことで、広報広聴研究会としても活動意義を果たす」と述べ、情報伝達の重要性を認識している。各会員もそれに賛同し、今後の運用方法について検討していく必要性が示された。
会議の最後には、次回の開催日が明確に決定された。第3回の広報広聴研究会は、7月9日木曜日に本庁舎建設に関する特別委員会終了後に開催される予定だ。これを受けて、今後の幅広い情報発信が期待されている。