令和2年6月に開催された全員協議会の模様が明らかになった。
議題は、主に第3回定例会の追加提出議案についてである。議長の嶋内九一氏が開会を宣言し、議事の進行が始まる中、総務部長の富田明憲氏が詳細な説明を行った。
特に注目されたのは、多治見市介護保険条例及び国民健康保険条例の改正に関する項目である。仙石三喜男議員が質問し、減免や免除の割合に関する要綱の資料提示を求めたと言及している。これに対し、富田明憲氏は資料提供の準備を検討するとの返答を行った。
次の議題では、特殊勤務手当に関する条例の改正も取り上げられた。林美行議員は、改正の施行日以後の処理について質問。富田明憲氏は、過年度分として支払われることを説明し、慎重さを求めた。
その後の質疑は一段落し、その他の議題については事務局長の柚木崎宏氏が情報提供を行った。これに対し、特に質問や要望は寄せられなかった。
最後に、議長は全員協議会の結束を確認し、全ての議題を無事に終了したことを伝え、午前11時10分に閉会を宣言した。議会は市民にとって重要な決断を下す場であるため、今後も議論を重ね、意見を聴取することが期待されている。