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多治見市、星ケ台運動公園整備を議論 予算計画に関する懸念も

多治見市の全員協議会で星ケ台運動公園整備計画が議論。地域への影響を懸念する声も。
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令和4年7月20日、多治見市役所で全員協議会が開催された。

議題は、星ケ台運動公園整備基本設計、中央新幹線第一中京圏トンネルの掘削工事の開始などが挙げられた。

議長の石田浩司氏は、オープニングでの議事進行を行い、環境文化部長の伊藤徳朗氏と文化スポーツ課長の柳生光則氏が星ケ台運動公園の整備について具体的な説明を提供した。

星ケ台運動公園の整備内容については、地域の利用者の利便性を考慮したものとして、八面のテニスコートの新設やナイター設備の導入などが盛り込まれることが示された。

しかし、渡部昇議員は不便さを指摘し、脇之島テニスコートと笠原向島テニスコートの利用者の声に配慮する必要があると訴えた。

現在のテニスコートの使用率も報告され、脇之島の29%、笠原向島は23.2%であることが明らかになった。これに対し、利用状況は安定的との見解が示される一方、集約化に対して地域の合意が求められる。

柳生課長は、集約化の必要性を説き、地域への周知促進を進める意向を表明したが、議員たちは手続きに対する透明性や地域との合意形成の重要性を強調した。

また、中央新幹線のトンネル工事に関しては、掘削土の仕分け方法や騒音問題が議論された。

玉置真一議員は掘削時の土の処理について、運搬時のトラブルや環境への影響を懸念し、苦情対応の窓口を明確にするよう求めた。

議会の議論は多岐にわたり、特に星ケ台運動公園整備計画の費用の増加やタイムラインの延伸についても指摘がなされた。議員は計画全体の明確化と共に、住民からの意見を丁寧に聞く必要があると強調した。

この議論に対して蕭瑋議員は、公共施設等適正管理推進事業債の活用法を問うとともに、今後の方向性に対しての明確な説明を求めている。さらなる課題として、多様な意見を反映した施策が求められており、民間の力や市民の声をもっと大切にする必要があると説いた。

全体を通して、整備や財源についての理解が得られるような説明責任が議会には求められている。特に、星ケ台運動公園の整備が地域にどのような影響を及ぼすか、正確な情報提供が必要との意見が多く聞かれた。

議会開催日
議会名令和4年7月全員協議会
議事録
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