令和2年5月13日に、多治見市役所で広報広聴研究会が開催された。会議では、会長及び副会長の互選が行われ、佐藤信行会員が会長、玉置真一会員が副会長に選出された。
議題の一つ、議会だより6月1日号については修正提案が行われた。宮地久子書記は、表紙の「ごあいさつ」部分の文を修正することを提案。若林正人会員は、4ページに掲載予定の「平成31年度4月分の政務活動費収支一覧は、支出がないにも関わらず紙面の3分の1を割いている」と指摘し、新型コロナウイルス感染症対策に関する内容を優先して掲載すべきと述べた。
三輪寿子会員も若林会員の意見に賛同し、他市の議会だよりでも新型コロナウイルス対策が取り上げられていることを指摘した。会長は、若林会員や三輪会員の意見を受け入れ、支出の無い収支一覧を削除する意向を示し、新型コロナウイルスに関する提案を詳しく記載することを決定した。
議題として取り上げた令和2年度の広報広聴研究会の活動については、市民と議会の対話集会の開催が課題となった。感染症の影響で従来通りの開催が難しい中、林美行会員が「電子で市民の意見を募る場合など、今後どうしたら良いか」と意見を述べた。会長は「様々な意見を伺いながら活動を考えていきたい」と述べた。
この会議では、次回の日程については決まり次第連絡することが確認された。議会の活動や市民との関係性強化が今後の重要な課題として浮き彫りとなった。