令和4年2月18日、多治見市役所で全員協議会が開かれた。
会議では、数々の議題が採り上げられ、特に新組織に関する報告や新型コロナワクチン接種、バス事業についての意見交換が行われた。
最初の議題は、第1回(3月)定例会提出予定議案についてであり、富田明憲総務部長が説明を行った。質疑応答は特になく、議題はスムーズに進行した。
続いて、3者統合に関する新組織の概要が長江信行経済部長によって報告された。その際、林美行議員は、財政基盤の重要性を指摘しつつ、事業運営に際して特定の資金の使い方に対する意見を述べた。
また、議題3の多治見高田テクノパークへの進出企業決定についてでは、企業誘致課長の日比野至氏が進出企業とその雇用に関する詳細を説明した。特に200人の雇用創出に関心が集まり、交通インフラの整備に関する質疑もなされた。
バスタク事業の運行に関する議題では、細野道仲都市計画部長が運行状況を説明。市民からは、運賃やサービス改善に関する要望が寄せられた。市内の輸送手段の充実が求められていることが明らかになった。
新型コロナウイルスワクチンの追加接種についても話題となり、企画防災課長の伊藤徳朗氏がワクチン供給状況について説明。特にファイザー社製とモデルナ社製の混合接種に関して、地域医師からの要望が伝えられた。
中期財政計画については、林美行議員が経費の増加要因について質問し、桜井康久財政課長が回答した。経済状況の変化に対して市は慎重な姿勢を示した。
最後に、本庁舎建設に関する特別委員会の視察報告が行われ、協議は終了した。議長の石田浩司氏は、今後の議会運営の決定事項に対する説明も行い、会議は174分で終了した。