令和元年第3回中津川市議会定例会が開会し、重要な議題が多く取り上げられた。
会期は6月4日から6月27日までの24日間と決定され、各議案の審議が行われる。市長の青山節児氏からの提案で、まずは経済関連議案が報告された。
繰越明許費繰越計算書に関しては、青山市長が進捗状況について説明した。6月常任委員会で確認したところ、工事等の金額差が話題に上がり、詳細な答弁が求められた。木下律子氏からの質問に対し、建設部長の早川泰典氏が、用地補償分が減少したためと説明した。また、青木斧戸線道路整備事業についても、新たな発注が行われていることが伝えられた。
次に、中津川市附属機関への改正に関して、議第71号が提案された。市民の意見を幅広く集めるため、上下水道事業経営審議会の委員定数を「15人」から「20人」へ増加させることが盛り込まれている。
また、災害弔慰金の支給に関する議第73号にかでは、保証人不要の認められる計画が進行中であることが示された。これにより、被災者の借入条件が緩和される見込みである。その他の議題には、水道の改良などが含まれており、順調に議論が続いていることが確認された。
最後に、令和元年度一般会計補正予算では、国及び県からの補助金を活用した多彩な経済対策が説明され、特に消防団員への支給についても触れられた。このように、本定例会では市民生活に関わる多くの重要議題が取り上げられ、慎重に審議されることが期待される。