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介護保険料、国民健康保険改正案可決の中津川市議会

中津川市議会が介護保険料と国民健康保険の改正案を可決。市民への影響が懸念される中、各議案が原案通り可決される。
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令和6年第1回中津川市議会が行われ、24件の議案と1件の請願が審議された。この中で注目を集めたのは、介護保険条例の改正と国民健康保険予算案である。

介護保険条例の改正について文教民生委員長の鷹見憲三氏が報告を行い、介護保険料が第9期計画に基づき引き上げられることが決定した。基準保険料は月額5800円から6000円への増額が求められ、市民の負担が大きくなると述べた。また、木下律子市議は、この改正に強く反対し、基金繰入を利用すれば保険料は据え置けるとの見解を示した。彼女はまた、物価高の影響で市民の生活が困難になることを懸念している。

さらに、国民健康保険に関する改正案も出され、保険料の賦課限度額が引き上げられることが提案された。文教民生委員長・鷹見憲三氏は、賦課限度額を引き上げることで中低所得層の負担上昇が抑制されると説明した。これに対し、木下市議は加入者の多くがマイナンバーカード未取得であることを指摘し、昨年度の導入にあたる問題点を執拗に取り上げて反対立場を示した。

また、市長による副市長の選任に関する同意事項も話題にのぼった。市長は副市長任命の必要性について述べ、政策の進行を促す込めた議会との連携強化を約束した。また、この議会におけるすべての議案が原案通り可決されたことを報告した。

さらに、和解に関する議案も伝えられた。市内工事談合問題の締結について、田中愛子氏は中津川市が被害を受けたにもかかわらず適切な対応がなされていないことを問題視し、反対討論を行った。

議会の進行を経て採決された結果、各議案は賛成多数で可決され、請願に関しては不採択となった。議会は今後の課題としても市民の健康と福祉に重きを置いた政策づくりを目指す方針を示した。

議会開催日
議会名令和6年第1回中津川市議会
議事録
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