令和元年第6回中津川市議会定例会が11月28日に開催され、様々な議案が議題に上った。
議会では、まず会期を12月23日までの26日間とすることが決議された。
続いて、先進都市行政視察報告が行われ、総務企画委員長の島崎保人氏が福山市、東広島市、三原市を視察した内容を共有した。
福山市では、空き家対策をテーマに、危険空き家の認定や除去の取組みを紹介。
島崎氏は、「中津川市の充実した取り組みが際立っていると感じた」と述べながら、さらなる地域密着型の施策の必要性を強調した。
次に文教民生委員長の吉村孝志氏が、長野県大町市での小中一貫教育の導入について報告し、地域と学校の関係が深まっていることを示した。吉村氏は、「これらの取り組みは我々も参考にすべきである」と指摘した。
また、産業建設委員長の牛田敬一氏は、府じみ野市や昭島市でのごみ減量対策について触れ、中津川市もこれらの先進事例を参考にする必要があるとの見解を示した。
リニア中央新幹線対策特別委員会の水野賢一氏は、中間報告で視察を行った内容に言及。「視察を通じて得られた情報を市政に活かす考えです」と述べた。
この他にも市長からの予算案説明や条例改正の提案があり、議会ではそれぞれの議案に対して質疑が行われた。
市長の青山節児氏は、新市建設計画の変更について、「合併特例債活用の期間が延長されたため」と背景を説明した。