令和２年第２回中津川市議会臨時会が、２０２０年５月１８日に開かれた。
議事日程には、会議録署名議員の指名や会期の決定が含まれており、会期は本日1日間とすることが決定された。
また、重要な案件として、専決処分の承認を求めることが議題に上がった。市長の青山節児氏は、本議題に関連する令和２年度中津川市一般会計などの補正予算の承認を求めた。
今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策に関連したものであり、補正額は一般会計約８０億円という大規模なものである。特に、市民1人当たりの特別定額給付金支給に関する経費が約78億円を占めていることが特徴だ。これに対し、議員からも質疑があり、雇用調整助成金の申請状況について商工観光部長の園原和博氏が相談件数が約200件と報告した。
議会運営委員長の岡崎隆彦氏から、補正予算案は全会一致で原案通り承認されたとの報告もあった。また、損害賠償の額の決定についても、医療過誤に関する賠償金が約1,330万円であることが確認され、こちらも全会一致で原案可決となった。
さらに、議長辞職の件では、議長の勝彰氏が一身上の都合により辞職し新たに岡崎隆彦氏が議長に選出された。 副議長には島崎保人氏が指名され、円滑な議会運営が期待される。
この臨時会では、新型コロナウイルス対応の予算措置が数多く議論され、さらなる予算の確保や市民への支援策が重視される結果となった。議会では、市民福祉の向上を目指すための具体的な取り組みが必要であるとの声が上がり、引き続きその方向性が求められるだろう。
以上のような内容で議会は円滑に進行し、地域の課題解決に向けた具体的な施策を打ち出していく意義が確認された。