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中津川市議会、リニア対策と補正予算案の可決

中津川市議会はリニア中央新幹線対策や新型コロナ対策の補正予算案を可決。職員給与の改正も議論される。
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令和2年第5回中津川市議会定例会が開催された。会議では、リニア中央新幹線対策や病院改革など、多岐にわたる議題が上がり、重要な報告が行われた。特に、リニア中央新幹線対策特別委員会による中間報告が注目されている。

リニア中央新幹線対策特別委員長の勝彰氏は、濃飛横断道と三市一村議会の合同会議の進捗状況を報告した。今後は県整備部に対する要望活動を強化するとのことだ。また、中津川市議会と南木曽町議会のリニア特別委員会においても、情報交換会を開催したことが明らかとなり、両町議会の連携が強化されていることを示した。

次に、議会改革特別委員会の中間報告が行われ、委員長の三浦八郎氏は、政策提言のフローチャートを市議会の指針とし、勉強会の実施を発表した。特に議会基本条例の理解を深めるため、全議員を対象とした勉強会が行われた点が評価されている。

病院・医療等対策特別委員会に関しては、委員長の吉村浩平氏が新公立病院改革プランの進捗状況を報告した。質疑では、医師数の増加に関する質問が多かったが、奨学金制度などの導入が効果を上げていると説明した。また、医療単価の増加要因についても細かく分析が行われ、議員からも多くの意見が寄せられたため、改善策を継続的に検討する方針が示された。

さらに、職員に関する条例改正がいくつか提案された。青山節児市長は、職員の育児休業規定に関する条例の改正や給料の引き下げについて説明し、併せて新型コロナに関連した補正予算案を提出。一般会計や特別会計において、合計で約4億5,516万9,000円の補正予算が報告された。

今回の会議で会期が決定され、リニアに関する取り組みが前進することが期待される。一方で職員の待遇面でも行政からの配慮が求められ、今後の動向が注目される。

議会開催日
議会名令和2年11月 第5回中津川市議会定例会
議事録
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