中津川市の令和4年第4回定例会において、複数の重要議案が審議された。
特に議会改革特別委員会の中間報告が注目される。
この報告では、全員協議会をオンラインで行うことが可能になることが決定された。
また、オンライン委員会開催のための会議規則などの改正が12月定例会で予定されている。
また、令和3年度中津川市一般会計決算の認定についても議論が行われた。
木下律子議員は、一般会計の支出に対し反対の立場を示し、土木費の割合が高すぎると強調した。
彼女は、これが他の施策への圧迫を招いていると警告した。
さらに、少子化対策の必要性を訴え、中津川市は子ども医療費の無料化の課題を見逃すべきではないと主張した。
岐阜県内で進んでいるこの無料化施策に自市も踏み出すべきだという意見が出た。
他にもリニア中央新幹線建設に伴う悲しい事故に触れ、地域住民の安全確保の必要性を訴える声が挙がった。
反対討論の中では、地域の声が反映されていないとの懸念も表明された。
また、マイナンバー制度に対しては反対意見が出た。
市民情報がデジタル化され、一部では市民のプライバシーが危惧されている。
市民の望まれない制度であるとの主張も強調されている。
議会では、これらの具体的な議案の審議の結果、いくつかの決算認定案は賛成多数で承認されたが、一部には反対の意見も根強かった。
議長は、これらの重要な案件について質疑を認め、新たな意見や反論が活発に交わされた。
市長の青山節児氏も、この議会において市の取り組みを紹介し、マイナンバーカードの普及促進に関する発言を行った。
彼は今後も市民生活に直結する施策を推進していく方針を示した。
定例会は午前10時に開議され、多くの議員が出席し、丁寧に議論を進めた。
最後に、議会は全日程を終了したと報告され、令和4年第4回中津川市議会定例会は無事に閉会した。