令和元年8月13日、中津川市議会臨時会が開催された。
出席議員21名が参加し、議会運営が進められた。
今回の臨時会では、令和元年度中津川市一般会計補正予算(第3号)が主な議題として上程された。
市長の青山節児氏は、補正予算の増額を説明した。今回計上されたのは、文化会館の改修工事に関するものだ。
文化会館の工事は、オリンピック関連工事の影響で鋼材加工単価が高騰し、入札が不調に終わったという経緯がある。
そのため、文化会館の使用期間を最小限に抑えるためにも設計の見直しが必要と述べた。新たな予算計上額は、合計5,395万5,000円だ。
このほかにも、豪雨による被害復旧のための費用2,690万円なども含まれており、一般会計での補正は5,849万2,000円に上った。
市長からは、安全管理や市民への影響を考慮した工期の短縮も求められている。
議会では、この補正予算案について質疑はなく、原案が全会一致で可決された。予算決算委員会では、工事安全と品質管理に対する附帯決議も提案され、同様に可決された。
臨時会は1日のみの開催であったため、議題の迅速な審議が求められる形となった。全議案がスムーズに進行し、市長からも感謝の意が表された。
市長は、文化会館の重要性を強調し、「改修工事を安全かつ速やかに進め、市民の利便性を高めていく」と述べた。
この議会を通じて、市はさらなる災害対応や、文化振興の施策を強化する意義を再確認することができたと考えられる。