令和5年第3回中津川市議会定例会が6月1日に開催された。
今回の定例会では、合計で29件の議案が提出され、その多くが農業委員会の委員任命に関するものであった。市長の青山節児氏は、7月19日に任期が満了となる農業委員会の委員として、19名の任命を議会に同意を求めた。
農業委員会委員の任命に関する議案は、議第45号から第63号まで一括して審議された。各議案について質疑はなく、全会一致で可決された。また、会期は6月1日から6月26日までの26日間に決定された。議会運営委員長の水野賢一氏も、定例会に向けた準備や新型コロナウイルスに関連する取り組みについて報告を行った。
市長は、令和5年度の一般会計補正予算についても説明した。第3号の補正予算規模は1億3481万7千円で、寄附金、国・県補助金などで構成されている。主な内容としては、防災組織の設備充実や児童への出産祝い金などが含まれている。続いて第4号補正予算として、蛭川総合事務所の火災後の解体経費を示した。こちらは3676万8千円の補正となる。
また、条例の改正案として、中津川市火災予防条例の一部改正も議題に上り、その内容は火気の取扱いや管理基準に関する省令に基づいている。さらに、財産取得や市道路線の変更、字の区域の変更に関する議案も取り上げられた。これらの議題についても質疑はなく、全て一括して可決された。
本日の議会は、すべての日程を終了し、午前10時57分に散会となった。今後の会期中には引き続き議案の審査が行われる予定である。