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中津川市議会、若者定着と不登校対策を議論

中津川市議会では不登校や若者定着をテーマにした質問が相次ぎ、議員が地域課題への対策を促す。
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令和4年第5回中津川市議会定例会が12月9日に開かれ、様々な市政に関する質問が行われた。

議会では田口文数議員が不登校といじめについて言及し、全国的な不登校児童の増加についてその背景を説明した。特に新型コロナウイルスの影響が指摘され、浮き彫りになった教育環境の課題に関して、教育委員会の三宅竹志事務局長が現在の不登校児童数を紹介。過去三年のデータによると、2021年度の不登校は158人であり、そのうちの多くは無気力や不安が要因だと述べた。

また、鷹見信義議員は新型コロナウイルス感染対策について取り上げ、ワクチン接種率が令和4年12月7日現在で42.1%であることに触れ、さらに接種促進策を講じるべきだと提案した。また、介護保険制度についても言及し、多くの高齢者が受け益していることから、医療費の負担が増加する懸念を示した。特に、民間のフリースクール不足の指摘があり、地域での支援が求められるふうになった。

宮嶋寿明議員が提案した若者の地元定着や公共交通の充実に関しては、若者と地元企業の接点を増やす必要性が強調された。地元での雇用環境を整え、若者が地元で生活し続けられる環境を整えることが、少子化対策にも寄与するという意見が出た。

公共交通の充実については、市内への交通手段の確保が重要であり、タクシーやコミュニティバスの拡充について建設部長の早川泰典氏が現状を説明した。

最後に、黒田ところ議員が行った質問では、今後の学童保育所の増設も話題になり、地域の教育環境を維持するための対策が求められている。

中津川市議会では地域の子どもたちにとって住みやすい未来を作るため、さまざまな取り組みを継続的に進めていくことが強調された。議会は更なる充実に向けて、施策を練り、実行していく姿勢を示した。

議会開催日
議会名令和4年第5回中津川市議会定例会
議事録
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