中津川市議会の令和3年第3回定例会が開催され、重要な案件が討議された。
今回の会議では、さまざまな問題が挙げられた。特に「ヤングケアラーの支援」については、柘植貴敏議員が重視する内容で、支援策が国から提示され、迅速な対応が求められていることが強調された。
また、平和行政については、鷹見信義議員が核兵器禁止条約の発効を取り上げ、平和の重要性について市長に意見を求めた。市長の青山節児氏は、核兵器は必要ないとの立場を明確にした。また、児童虐待防止に関する質問も多く上がり、特に教育機関での実態把握や対応についての意見が交わされた。
行財政改革については、牛田敬一議員が過去の取り組みを振り返り、さらなる改革の必要性を訴えた。加えて、新型コロナウイルス感染症対策も議論され、感染拡大防止に向けた市の取り組みが強化されることが約束された。災害時の対応や食物アレルギーへの配慮もポイントとなり、特にアレルギー対応食品の備蓄等の重要性が再認識される場面が見られた。
また、男女共同参画の視点からの避難所運営の重要性が指摘され、地域の女性防災士や女性消防団などの参加が求められた。加えて、JR駅の無人化が今後の課題として挙げられ、駅のすみや座求の重要性も議論された。
会議のまとめとして、災害時における様々な配慮に加えて、地域全体での防災意識の醸成が不可欠であるとされた。