令和3年第5回中津川市議会定例会が開催された。重要な議題がいくつも取り上げられ、特にリニア中央新幹線と医療対策が焦点となった。
リニア中央新幹線対策特別委員会では、大きな事故が発生したことが報告され、安全対策の徹底が求められた。山田太郎議員がこの件について質疑し、「安全第一で工事が行われるべき」と強調した。
また、病院・医療等対策特別委員会の中間報告では、旧坂下病院の民営化について進展があることが明らかになった。委員長の柘植貴敏氏によると、「医療法人からの問い合わせが複数あり、今後の方向性が注目される」とのことだ。
市長の青山節児氏は、提出議案全21件について説明を行い、特に税条例の改正が地域経済に与える影響を説明した。議員からの質疑は少なかったものの、地域住民への影響が懸念される。市長は、「経済成長のために必要な施策である」との見解を示した。
さらに、令和3年度の補正予算案も審議された。総額は約29億円となり、多くの新型コロナウイルス関連事業への支出が含まれる。市民生活への影響が大きいこの補正予算も、議会での合意を得る必要がある。この件については多くの議員が再確認を求め、円滑な施策実施が求められる。