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志免町議会で福祉巡回バスの見直しやシニア支援が議論される

志免町議会では、福祉巡回バスの運行時間延長やシニア活躍策が提案され、住民サービス向上への意見が交わされた。
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令和元年第3回志免町議会定例会が6月10日に開催され、一般質問が行われた。

今定例会では、教育や福祉に関するさまざまな課題について議論が交わされ、特に人材育成や高齢者の生活支援の重要性が指摘された。

牛房 良嗣議員は、世界で活躍できる人材育成について、志免町の中学3年生の英検3級全員合格を目指す取り組みについて質問。英語力向上が学力向上につながるとし、具体的な施策を提案した。また、人生100年時代におけるシニア7,000人の雇用促進についても言及し、シルバー人材センターの支援強化を求めた。町長は、就職相談窓口の新設やワークシェアリングの導入など、状況を改善していく意向を示した。

続いて、大熊 則雄議員は福祉巡回バスについて質問。運行ルートの公平性や運行時間帯、休日の必要性などについて、町民生活に密着した交通インフラの整備が求められた。町長は、住民の意見を集約し、運行形態の見直しを進めると表明した。

丸山 卓嗣議員は、福祉巡回バスの運行時間の延長や、有料化の可能性について提案し、町内外の意見聴取を行うよう提案した。町長は、これらの提案を前向きに検討する堅実な姿勢を示した。さらに、公共サービスの質を向上させるため、交通インフラの充実が必須であるとの考えを述べた。

小森 弘美議員は、独居高齢者や在宅高齢者の熱中症対策に関する具体的な取り組みについて質問。保健推進活動や地域交流を通じて、健康管理と声かけを行う意義を強調した。町としても、熱中症予防に向けてのあらゆる工夫が求められている。

最後に、幼児教育無償化に伴う取り組みについても議論が交わされ、地元のニーズに応じた支援を行うことが確認された。対象世帯の把握状況なども報告され、無償化の周知徹底が重要であることが合意された。町長は、将来的な保育士不足への対策として、町としてのバックアップを行っていきたいと述べた。

この定例会は、志免町の将来の発展に向けた重要な議論が展開され、住民サービス向上に向けた施策の充実が求められた。

議会開催日
議会名令和元年第3回志免町議会定例会
議事録
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