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志免町議会で子ども支援策と環境保全が議論される

令和6年3月の志免町議会にて、子ども政策や環境保全に関する重要な議論が行われ、町民参加の重要性が再確認された。
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志免町議会は令和6年3月4日に行われた第1回3月定例会において、子どもや町民参加に関連する重要課題を巡る一般質問を行った。特に、子どもへの支援策やごみのポイ捨ての問題について議論が展開され、具体的な解決策が求められた。

最初に、「志免町のこどもまんなかアクション」について小森 弘美議員が、子ども・若者政策の基本方針の策定とその懸念を提起した。町長の世利 良末氏は、こども大綱の周知が不十分な現状を認め、これからの情報発信の強化に努めるとした。

また、子どもを犯罪から守る取り組みも議論された。小森議員はSNSの利用による危険性や、AIを活用したアプリ「コドマモ」の導入について問うた。世利町長は、特に保護者の意識向上が必要と認識していると述べた。

自転車の安全問題も焦点となり、安河内 祐子議員の指摘から自転車事故件数が示され、子どもへの交通安全教育の重要性が確認される。町長と教育長は、教育プログラムの強化や、特に中学生に対する交通指導が不可欠であるとの見解を示した。

さらに、口腔環境を巡る問題では、岩下 多絵議員が虫歯の予防意識を高めるための対策の必要を訴えた。教育長は、フッ化物洗口の再導入について慎重姿勢を示しつつも、意識啓発の必要性を強調した。

マナー啓発と環境維持については、稲永 隆義議員が公園の清掃状況とトイレの清潔さ、ポイ捨て問題について質した。町長は町民意識向上の必要性を訴え、シルバー人材センターが関与する清掃活動や地域活動の重要性を指摘した。環境運動の意識が高まる中で、町が清潔であることは住みやすさにも直結すると認識される。

全体として、今後の施策においては町民参加を重視し、子どもから大人までが環境保全に関与する意識を醸成することが求められることに再認識がなされ、対話を通じた町政運営が今後の課題である。

議会開催日
議会名令和6年第1回志免町議会定例会
議事録
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