令和6年第2回志免町議会定例会が6月7日、午前10時より開会した。
会期は6月7日から18日までの12日間に決定された。
議長の丸山卓嗣氏は、最初にクールビズの実施を報告し、その後、日程に入った。
世利町長は、招集あいさつで町民へ熱中症対策を促し、梅雨期の大雨警戒を呼びかけた。
今年度の交通施策として運行開始からの利用者数も報告しており、最近は約70人が利用している。
また、ライジングゼファー福岡とのフレンドリータウン協定の締結や、住民への応援デーの開催も計画されていると述べた。
次に、議会運営委員長の丸山真智子氏が報告し、町のにぎわい創出をテーマにした語る会の開催や議会傍聴環境の改善を目指す取り組みを紹介しました。
傍聴規則見直しについては、議会改革への意欲を示し、今後協議を進める意向を示しました。
総務文教常任委員長の稲永隆義氏による報告では、第2期志免町教育振興基本計画が紹介され、特に学力向上対策における成果の一環として全国平均を上回る結果についても言及されました。
一方で、いじめや不登校への対応策に関する課題も報告され、さらなる工夫が求められています。
厚生建設常任委員長の岩下多絵氏は、健康づくりの取り組みや地球温暖化対策について説明しました。
串や大学との連携など、地域に根ざした健康増進施策が評価されていますが、今後の周知徹底が鍵となるとの意見が出ていました。
さらに、シーメイト調査研究特別委員長の岩下氏は、シーメイトに関するアンケート回収の進捗を報告し、回答者層の多様性確保へ向けた戦略にも言及。
最後に、11件の議案が提案され、各常任委員会に付託される運びとなった。
町議会は、今後の審議に向け、重要な議題を抱えている。