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志免町議会、英語教育や子育て支援に関する議論が白熱

令和2年第7回志免町議会が開催され、英語教育や子育て支援を含む多様な議題について多くの意見が交わされた。
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令和2年第7回志免町議会定例会が9月8日に開催され、町内の様々な課題について議論が展開された。各議員からは英語教育や外国人児童の受け入れ、病児保育、図書館運営、飲食店の救済策、水害対策、保育士の確保、子育て支援、教育に関する質問が相次いだ。

特に、牛房良嗣議員からは「英語教育重点支援市町村指定事業」についての質問があった。この取り組みは、英語力向上を目指すものであり、町長の世利良末氏と教育長の金子眞恵氏は、拠点校の具体的な取組みや県教育委員会からの支援内容について説明した。世利町長は「全町を挙げて英語力向上に取り組む必要がある」と強調した。

また、外国人の子どもの急増やその入園、就学状況についても議論された。牛房議員は、外国人家庭への相談窓口の整備や、日本語教室の機会提供が重要であると述べた。町長は外国人児童がより良い環境で教育を受けられるよう、地域の理解促進に努める方針を示した。

藤瀬康司議員は、町民図書館の運営について質問。図書館の貸出人数や利用者のニーズ、さらにはDVD視聴コーナーの設置について意見が交わされ、町民にとってより利用しやすい環境づくりが期待された。特に、藤瀬議員は図書館におけるタブレット貸出しの整備を提案し、教育長や町長に積極的な検討を求めた。

水害対策については、木村俊次議員が宇美川の堆積土について指摘し、堆積物の撤去や改修工事を求めた。町長は県との関連性を強調しつつも、住民が安心できる環境作りに向け、引き続き要望を行う意向を示した。また、保育士の確保に向けた取り組みについて議論が交わされ、福岡市との比較を踏まえた施策が求められた。

亀崎大介議員は、子育て支援や教育へのさらなる取り組みとして独自の奨学金制度の創設を提案。町長はその趣旨に賛同し、今後の検討を約束した。

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議会名令和2年第7回志免町議会定例会
議事録
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