令和5年第7回志免町議会臨時会が、11月27日に開催された。
この臨時会では、議案に関する重要な項目が上程された。議案の内容は、条例改正や予算に関するものが含まれている。
招集の挨拶を行った世利良末町長は、コロナ禍からの回復を強調した。11月18日に開催されたイベントには多くの参加者が集まった。
特に注目を集めたのは、第81号議案から第88号議案の上程である。これらの議案には、特別職の職員の給与に関する条例の改正が含まれ、特別職職員の期末手当の引き上げが提案されている。
稲永隆義総務文教常任委員長は、特別職職員の給与改定を報告した。この改定は人事院勧告に基づくものである。第81号議案は、議員報酬及び費用弁償等に関する条例改正であり、期末手当の支給月数が0.1か月分の引き上げが盛り込まれた。これにより、年間で0.1か月分の増加という形で議員報酬が見直される。
第82号議案及び第83号議案に関しても、同様に期末手当の引き上げがあり、全ての議案が全員賛成で可決された。これらの改正は志免町における職員の待遇改善に寄与するものとして、適切に対応した形となる。
また、公共工事に関する第84号議案では、志免町立町民センターの改修工事が議題に上がった。この工事は27億4,454万4,000円が見積もられており、契約相手は株式会社淺沼組である。工事の進捗状況や施工に関しては、関係者の報告によって把握されるだろう。
第85号議案では、自治体DX化に向けた財産取得が提案され、委員会室のテーブルと椅子が新調されることを決定した。こうした取り組みは、行政の効率化を促進することが期待されている。
最終的に、8つの主な議案において全て可決され、志免町の議会はその運営の一環として、今後の政策に積極的に反映されることとなる。議会は午後0時44分に閉会した。