志免町議会の令和2年第9回定例会が、12月4日午前10時に議場で開会され、全14名の議員が出席した。
これに先立って、町長の世利良末氏は、新型コロナウイルス感染症に対する警戒感を示し、町民の協力を求めた。特に医療現場が逼迫している現状を踏まえ、感染拡大防止策の徹底をお願いした。
この日の議会では、まず会期を12月15日までの12日間に決定した。議会運営委員長の末藤省三氏が制作した報告では、議会報告会の開催について協議したことが触れられた。新型コロナやインフルエンザ感染の重複が懸念される中で、今年度は開催を中止すると決定した。
その後、総務文教常任委員長の稲永隆義氏が、GIGAスクール構想の進捗状況に関する報告を行った。議論の中で、教育現場におけるICT機器の導入進捗が話題になり、保護者の不安を解消するためのガイドライン作成の必要性が強調された。