令和2年第1回志免町議会臨時会が、1月30日午前10時に開会した。
本会議では、学童保育事業にかかわる二つの議案が取り上げられる。町長は、学童保育所の開設を進めると同時に、職員の不適切な対応について謝罪した。
特に、西小学校の学童保育所の開設に関する議案が重要な議題となった。世利町長はこの開設に向けた条例改正案を説明した。開催中には議員からの質疑もあり、古庄議員は待機児童問題についての町長の考えを問うた。
町長は、西小学校での待機児童解消に向けた努力を強調し、今後の検討についても言及した。しかし、他の学校については課題が残ると指摘した。中央小学校や東小学校では教室の確保が難しい現状について、再度の検討が必要であると述べた。
また、議会運営委員長の末藤省三氏は、議会運営の透明性と緊張感の欠如について厳しい意見を提起した。この発言は、議会と執行部の信頼関係を深めるための重要な提言であるとの見解が示された。
この臨時会では、全体の議案が賛成多数で可決され、議会は無事に終了した。特に学童保育問題は町の課題として引き続き注目を受けることが期待される。議会としても、来年度に向けてのアイデアや施策が求められる。また、待機児童の解消に向けた具体的な対応が求まる。
最後に、議長の丸山真智子氏は議会の円滑な運営に感謝し、今後とも町の発展に寄与することを呼びかけた。