令和2年第7回志免町議会定例会が9月18日に開催された。
議会ではまず、第84号議案および第85号議案の撤回が議題に挙がった。これに対し、世利良末町長は撤回の理由を説明し、西小施設整備工事に関連する予算の再検討が求められる状況を強調した。彼は、議会と今後のプール運用について協議する必要があると述べ、関連している第85号議案についても撤回することをお詫びした。
この撤回は全議員の賛成を得て決定された。その後、午前中の開会からわずか2分後に休憩となったが、会議は再開され、続いて第88号議案に関する議論が行われた。世利町長が第88号議案、令和2年度志免町一般会計補正予算に関して提案理由を説明し、歳入歳出それぞれを3億1,337万5,000円補正する内容であると発表した。
歳入歳出予算の総額は211億6,910万3,000円となる見込みであり、債務負担行為及び地方債についても補正が行われる。これに対して特に質疑はなく、予算常任委員会へ付託されることが承認された。ちなみに、本議会での審議を経て、各議案の進展が図られる見込みだ。
議長の丸山真智子氏は、日程に予定されていた全ての案件について終了を宣言し、午前10時06分に会議を散会した。議会は今後の動向に注目し、町民に対する透明な行政運営を向上させていくことが求められる。