令和5年6月13日、志免町で開かれた定例会において、一般質問が行われた。
まずは、岩下多絵議員が「健康寿命のまちづくり」について質問し、町長に対して健康意識向上のための施策について問うた。
新型コロナウイルスの影響で高齢者に健康面での不安が増していることを指摘し、コロナフレイル対策の重要性を強調した。
続いて、世利良末町長は、志免町では健康増進計画に基づき、住民の健康意識を高める取り組みを進めていると述べた。
さらに、地域活動の復活を支援するための方策も検討しているとの報告があった。
次に、牛房良嗣議員が「異次元の少子化対策」として数々の施策を提案した。
出産祝い金50万円の支給や、多子家庭への家賃補助、また病児保育事業の必要性に言及し、今後の町の方針について町長に問いかけた。
町長は、国の施策を見守りつつ、出産祝い金などについては検討を続けていると答えた。
さらに、稻永義美議員は、社会保障制度に関する教育体制について質問した。特に国民健康保険や国民年金に関する教育の重要性を指摘し、そうした教育を充実させる必要があると述べた。
教育長は、学校教育でこれらの制度についての学びが実施されていることを説明し、今後の取り組みで教育内容を強化していく意向を示した。
また、さらなるスポーツ環境の整備への必要性も高まっており、地域のスポーツ人口減少の懸念が示された。
町長は施設の充実を図りながら、町民により良いスポーツ環境を提供する方針を述べた。
議会最後には、志免町の情報発信における広報活動に関する質問があり、各課の紹介や職員の顔が見える仕組みづくりの重要性が指摘された。
町長は、できる限り町民に信頼される情報発信を行いたいと述べた。