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志免町議会、規制改革や健康教育の重要性を議論

第5回志免町定例会では、飼い犬の糞害、空き家管理、通学路の安全管理が主な議題に上がり、町長は周知・啓発の重要性を強調した。
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令和3年第5回志免町定例会では、町民からの様々な質問があった。特に、飼い犬の糞の問題や空き家管理の重要性が議論された。飼い犬の糞害を防ぐために設けられた「志免町飼い犬等のふん害の防止に関する条例」について、大熊則雄議員が質問した。

大熊議員は、糞の処理について町の啓発が徹底されていないと指摘。さらに、この条例に基づいて科される罰金が運用されていない点に着目し、「御近所での啓発活動や、監視員の巡回を通じて、マナーを呼びかけることが必要」と述べた。町長の世利良末氏は、「啓発に努め、巡回指導を行う」と応じた。

空き家や空き地についても、大熊議員は「近隣に迷惑をかける雑草の対処や管理について町の対応を問うた。これに対して世利町長は、空き家問題の解決には地域の協力が不可欠と強調した。雑草が生い茂っている空き家に対して、町がどのように介入するかを真剣に考えていく必要があるようだ。

次に、牛房良嗣議員は、「通学路の危険箇所や安全管理について、特に千葉の事故を受けた対応」を取り上げた。町長は「安全対策が重要であり、通学路でのパトロールや保護員の配置を強化していく」と回答した。

さらに、稲永隆義議員が提起した第6次志免町総合計画や事業のビルド&スクラップについても、町長は計画の進捗を共有し、今後の行動につなげていく姿勢を示した。具体的には、新規事業数や評価制度との関連を掘り下げ、持続可能な行政運営を進めていく考えを示した。

町民センターや庁舎改修については、小森弘美議員が窓口サービスの向上に注目し、特に「おくやみ窓口」の設置を再度提案した。町長はその必要性を認識しつつも、現実的な面での課題を指摘した。しかし、「前向きに検討していく」との意向を示した。

最後に、若年層におけるがん教育についても議論された。小森議員は、がんの予防や教育の必要性について情報を提供し、町としての取り組みを強化するよう呼びかけた。教育長は、積極的な健康教育の実施を約束し、町全体での取り組みの重要性を強調した。

議会開催日
議会名令和3年第5回志免町議会定例会
議事録
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