令和元年第4回志免町議会定例会が、9月6日午前10時より開催された。
初めに、議長の丸山真智子氏が会議を開会し、牛房議員の欠席を報告した後、本定例会の会期を9月26日までの21日間と決定した。
続いて、世利良末町長が招集あいさつを行った。町長は、先月27日からの記録的な大雨による災害について触れ、犠牲者への哀悼の意を表し、早期復旧を願った。
その後、議会運営委員長の末藤省三氏が報告を行った。質疑の中で、古庄信一郎議員は、一般質問の範囲や解釈について、その姿勢を問うた。議会の質疑の範囲に関して、町ぐるみの事務として国の法律を単独で質問するのは難しいとのやり取りがあった。
さらに、総務文教常任委員長の報告では、東地区社会体育館や東保育園の老朽化問題が焦点となった。特に、東地区社会体育館への対策が急務であることが強調された。体育館の使用中止と解体については、慎重な審査が求められている。議員からの意見として、現場視察による具体的な計画立案が提案された。
厚生建設常任委員長からは、子育て世代包括支援センターの必要性が報告され、妊娠から子育てまで切れ目のない支援体制の構築に向けた取り組みが語られた。特に、群众からの問い合わせ窓口を強化することが求められた。
次に、予算常任委員長の古庄氏から報告が行われ、学童保育所の整備予算に関する議論が行われた。特に、議会の審議が不足している点や、急遽提案された校内増設の方針についての理解が得られていないとの指摘があった。
その後、志免炭鉱ぼた山対策特別委員から、国鉄志免炭鉱跡地の管理運営についての報告が行われた。新たな行政組織の設立が必要であることが確認され、その進展が期待される。
最後に、さまざまな議案が挙げられ、いくつかの報告とその審議が進められた。町長は新財政計画に基づく適応策を検討していると述べ、地元住民の意見を尊重する重要性を強調した。