令和4年第7回志免町議会臨時会が11月24日に開催されました。
この臨時会では、7つの議案が上程され、それぞれの内容に関し審議が行われました。
町長の世利良末氏は、招集あいさつの中で、福岡県での新型コロナウイルス感染の増加に触れながら、冬の感染拡大に対する警戒を呼びかけました。また、同氏は人事院勧告に基づく給与改定に関連した4つの条例改正提案について説明し、改正の必要性を強調しました。
特に、議案の中で重要な内容となったのは、第50号議案から第53号議案にかけての特別職及び一般職の職員給与の改正です。総務文教常任委員会の稲永隆義委員長は、この給与改定の背景として、特別職の給与改定が行われる法律の改正に伴うものであることを明らかにしました。各議案は全て賛成により可決されました。
さらに、予算常任委員会の丸山卓嗣委員長は、令和4年度一般会計補正予算に関する説明を行い、約1億212万円の歳入歳出の増額が求められている理由を説明しました。特に、マイナンバーカードの普及を促進するための経済支援として、町民へのクオカード配布が議論の焦点となりました。この施策に関し、議員から具体的な交付率それに伴う改善策が求められました。
会期は本日1日でありましたが、すべての議案は賛成多数で可決、閉会に至りました。議会は引き続き、感染防止対策を講じながら運営されていく見通しです。