令和4年第3回志免町議会定例会が開催された。
本議会では、ウイルス感染防止策を講じる中、会期が6月14日までの12日間と決定し、活動を促進する方針が示された。
世利良末町長は招集あいさつで、全国的に新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にあることを受け、様々な事業やイベントの再開について言及した。また、コロナ警報の解除に伴い、町内の施設の使用制限を緩和する旨を述べた。これに対し、町民には依然として感染防止対策の徹底を呼びかけました。
さらに、町長は2050年までに温室効果ガスの実質排出ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」宣言を行った。この取り組みは、住環境の改善や自然環境の保護を目的としたもので、市民・事業者・行政の協力による持続可能な地域社会の実現を目指しています。
特にコミュニティ・スクールの設置についても、教育現場と地域社会との密接な連携を強化する方向性が示された。稲永隆義総務文教常任委員長は、学校運営協議会の設立とそのメリットについて説明し、地域と学校が協力して子どもたちを育てる重要性を強調した。
また、ヤングケアラーを対象とする取り組みについて、国の動向と地域のニーズに基づいた支援策の拡充が進められるとされ、地域の教育機関とも連携を図る必要性が提言された。
厚生建設常任委員会では、地域猫活動の現状と課題が報告され、不妊去勢手術や地域住民の協力を得るための施策が検討された。これにより、地域の生活環境を守るための努力が続けられる。
この議会では、諸般の議案の審議が行われ、提出された議案はきちんとした手続きを経て次の段階に進む見込みである。議会は町政のさらなる推進を期し、地域の声に応えた活動を続けていく決意を示しました。
町の活性化と共に、住民からの信頼を得るための努力が求められている中で、議会の取り組みが注目されています。今後も町民の意見を反映しつつ、志免町の未来に向けて一層の協力が期待されています。