令和4年第2回志免町議会定例会が、3月7日に開催された。
会議では、主に公園景観、ヤングケアラー支援、子ども向けの支援策についての議論が行われた。
大熊則雄議員が提起した公園の景観に関する質問では、東公園におけるツツジの管理方法について町長に確認を求めた。町長は、ツツジの剪定が重要であることを認めつつ、適切な管理が今後も継続されることを約束した。
また、大熊議員は一人暮らし高齢者の見守り活動についても言及。福祉課長からは、地域の民生委員や事業者による見守り協定があることが示され、町全体での取り組みの重要性が強調された。
次に小森弘美議員が取り上げたヤングケアラー支援の現状について。彼女は、志免町におけるヤングケアラーへの具体的な支援体制が不十分であると指摘。町長は今後の調査の実施や支援策の推進に向けて、議員の意見を受け止める姿勢を示した。今年度は国の支援策の一環として、支援体制強化が図られる予定。
さらに、藤瀬康司議員が提起した役場駐車場の環境整備に関する質問では、現在の駐車場台数や近隣町との比較が述べられた。役場の駐車場は300台で、職員用のスペースも含まれている。周辺環境や駐車場の利用状況について議論され、今後の改善点として掲示の設置や駐車場の維持管理の重要性が再認識された。
牛房良嗣議員は、志免町の教育政策の一環として、乳幼児を対象とした支援策や、英語教育の重要性について議論を展開。町長および教育長は、具体的な教育施策としての取り組み強化を約束した。特に英語力向上関連について、幼稚園での英語支援の必要性や、各教育機関との連携について意見交換が行われた。