令和5年第5回志免町議会臨時会は、7月26日午前10時に開会し、議案2件が上程された。
今回の議会では、弓道場建設工事に関わる工事請負契約の締結と一般会計補正予算の議案が審議に付された。
町長の世利良末氏は招集の挨拶で、7月の豪雨による福岡県内の被害を悼み、志免町でも影響があったと報告した。特に、片峰新橋の水位が一時高潮した件について言及し、今後の防災対策への取り組みを強調した。
第58号議案では、志免町の弓道場建設工事に関する工事請負契約の締結が提案された。契約金額は1億9,030万円で、契約先は株式会社アルシスホームである。契約手法は指名競争入札で、落札率は98.7%と高く、全議員が賛成し可決された。
町議会では、今回の建設工事に関し、CLT工法を採用した上で補助金を得るための手続きを推進する必要性が指摘された。報告を行った稲永隆義総務文教常任委員長は、その点に触れ、具体的な実績確認については未確認であることを報告した。
続いて、第59号議案の令和5年度一般会計補正予算も可決された。この議案は、歳入歳出それぞれ2,136万2,000円を減額し、総計168億1,508万9,000円となるもので、特に志免東保育園の整備事業が関連する項目であった。