令和4年第6回志免町議会臨時会が10月26日に開催された。
この会議では、町長による感染症対策や生活支援に関する重要な議案が審議された。
世利良末町長は、福岡コロナ警報の解除について触れ、日頃の感染防止策に対する町民の協力に感謝を示した。
また、コロナ禍における生活支援の必要性を強調し、電力や食料品などの高騰を受けた給付事業を提案する意義を説明した。
具体的には、第49号議案「令和4年度志免町一般会計補正予算(第5号)」についての審議が行われ、その概要を紹介した。追加予算の総額は2億7,266万2,000円で、主な歳入は国庫支出金であり、これにより低所得世帯への支援が強化される。
また、福祉関係では、障害者福祉事業者への支援や高齢者福祉への助成金も盛り込まれ、社会福祉事業を通じて地域の安定を図る方針が示された。委員からは、選ばれた支援事業に対しての疑問も呈され、今後の説明責任が求められている。
討論の結果、第49号議案に対して賛成意見が多く、原案の通り可決された。これにより、志免町の予算は生活支援に向けて積極的に使われることが決まった所で、町議会の議事は幕を閉じた。
本臨時会では、議員の協力が重要な役割を果たし、今後の地域社会における福祉施策の方向性を定める重要な会議となったと言えるだろう。