志免町議会は令和元年第6回臨時会を10月17日に開会した。
この会議では、予算関連の重要議案が上程され、全議案が全員賛成で可決される運びとなった。
最初に、議長の丸山真智子氏が招集挨拶を述べ、先日の台風19号の影響で大規模な洪水が発生した事案に触れ、被災者へのお見舞いの言葉を述べた。
また、両者、特に議会と行政の信頼関係に疑念が生じていることへの認識を示した。町長の世利良末氏も、議会への信頼回復に向けて今後の対応を約束した。
続いて、議会運営委員長の末藤省三氏が運営報告を行い、会期が1日間にすることが決定された。
その後、重要議案として上程されたのは、令和元年度の補正予算を含む7件である。第69号議案は専決処分の承認を求めるもので、消費税率の引き上げに伴うものである。
第70号議案では、志免町役場本庁舎の非常用電源設置工事に関する請負契約が承認された。入札では、有限会社東光電設が93.33%の落札率で選ばれ、契約金額は8,690万円とされている。
第71号から第75号議案では、志免町一般会計補正予算や国民健康保険特別会計補正予算などが審議された。これらの議案は全て全員の賛成を得て可決され、町民に必要な施策が進められる見通しである。
特に、予算常任委員長の古庄信一郎氏による議会軽視の姿勢についての厳しい指摘があったが、最終的に各議案はスムーズに進捗した。議長は、今後もより良い関係を築くための努力を続ける意向を示した。
この臨時会の結果、議会と執行部の信頼回復が期待される中、志免町の施策がしっかりと推進されることが望まれる。