令和元年第5回志免町議会臨時会は、9月30日に開会した。議会では、糟屋郡公平委員会の委員選任や教育委員会の委員任命が議題に上がり、重要な人事案件が審議された。
まず、町長の世利良末氏が議案を提案。第65号から第67号議案では、三名の糟屋郡公平委員会委員が選任された。各議案は賛成多数で同意され、小河武文氏、緒方博氏、尾畠弘典氏が新たに委員に選ばれた。世利町長は、選任に関して町議会の同意を求め、各委員の経歴についても説明した。
この後、第68号議案では教育委員会の委員として藤原愁子氏の任命が提案され、これも賛成多数で可決された。これにより、志免町の教育に関する重要な役割を果たすことになる。
また、天皇陛下の御即位に際して、賀詞決議に関する陳情があった。牛房良嗣議員が陳情書の趣旨を説明し、全議員が一丸となり賛成する姿勢を見せた。新天皇陛下の即位を祝う意義を強調し、町民を代表して祝意を表す決議が採択された。
さらに、日程では各常任委員会からの閉会中の審査及び調査事項が提案され、異議なく可決された。この結果、志免町議会は今後の審議活動に向けて準備を整えた。
最後に、議長の丸山真智子氏は、採択された天皇陛下御即位奉祝賀詞を読み上げ、会議を締めくくった。これにより、令和元年第5回志免町議会臨時会は午前10時28分に閉会した。