令和元年9月6日、大牟田市議会第3回定例会では、市長の政治姿勢や庁舎整備、介護予防事業、保健所の移管、地域貢献についての議論が行われた。
市長、中尾昌弘氏は、任期満了を前に、自らの市政運営を振り返るとともに、残された課題について語った。「主な課題は人口減少です。これに対する取り組みは緒に就いたばかりで、教育の充実や産業の多様化を図る施策を進めてきました。」
その一環として、子育て支援や企業誘致の施策を挙げ、市民生活の向上を図ってきた。この中で庁舎整備に関しては、「市庁舎の安全性確保が急務であり、議会との協議を重ねながら、早急に方向性を定めたい」と強調した。
また、子どもたちに対する教育環境の整備やプログラミング教育の導入にも力を入れているとし、地域社会における連携の重要性を強調した。特に、新学習指導要領に基づく英語教育やプログラミング教育について、今後の展開を期待する意向を示した。